今回の旅は非常に充実したものとなり、自分なりに得るものが多かったように思った。
1)酒田の素晴らしさを再認識できたこと
2)SHIPは確実に成長している、ということが感じられたこと
1)に関しては、一度、酒田から外に出た人間だからこそ感じられたようにも思えるし、2泊3日という小旅行であったことが幸いしたようにも思える。
酒田で生活している人たちにとっては、周りの景色など、ごく日常的にあるものだし、酒田のノンビリした雰囲気も、とくに感じられるものではないのだろう。
感動というのは慣れてしまうものだ。故にもっと強い感動、もっと強い刺激を求める。『2003年フィールドワーク研究報告書』に、『酒田の学生たちは「酒田で暮らしたい」と言っていた』と記載されていた。しかし、今、改めて酒田の良さを感じることができたのも、遠く離れた東京という地で暮らしているからであり、酒田という街を飛び出してみるのも悪くはないと思える。逆に、長く住んでいなければ分からないものもあるとは思うが…。
2)についてだが、オリジナル曲に於いては、工夫が見られるようになったし、自分たちの方法で、自信を持って表現している姿に、とても好感が持てた。これでカバー曲を歌うときにも、同じように表現できるようになれば、更にグループとしてレベルアップが図れるのではないだろうか。
そして、成長していると感じられたからこそ、新たな課題というのも浮上してくる。それは、
◇ オリジナル曲を増やすこと
◇ 今後の展開をどうするのか
ということだ。
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