更に、楽曲にてついてだけではなく、その他の要素についても語っています。
タトゥーの場合、サウンドだけでなく、ビジュアルやキャラクターも突き抜けていることが重要。10代の頃というのは、「みんなが好きだから好き」という部分と「みんなが好きだから拒絶したい」という気持ちが微妙に交差する年代。メインとするターゲットに対して突き抜けたものをつくらないとヒットしないし、それを見て「冗談じゃない。私は嫌いだ」という人が出てこないと社会現象にまではならない。タトゥーはそういうケースの典型で、好きな人もすごく多いが、嫌いな人もやはり多い。
この部分は、僕もまさにその通りだと思うところで、好きでも嫌いでも、まず知られていることが大切なのです。無視されたり、どうでもいいと思われるような存在ではヒットどころの問題ではないのです。
だからまず、知らない人たちにいかにして知ってもらうか、そしてメインのターゲットとなる人に、どうアピールするかが重要なのです。
ただ何かやっているのではなく、そこには何か主張がないと、相手の心に響くものがなく、結局はブームで終わってしまうことになるのではないでしょうか。
タトゥーがブームで終わるか、タトゥーという新たなジャンルとして受け入れられ何年も活躍し続けるか、それはユーリャとレーナ、シャポヴァロフが、今後どんな主張をしてくるかによると思います。
とはいえ、個人的には………まあ、無粋なことを言うのはやめておきましょう。
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