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更にメイン視聴者となる30〜40代の女性が“アイドル”に深い興味を抱くとは到底思えない。
昼過ぎのひととき、お茶でもしながら話のネタにボンヤリ眺めるというのが一般的と思われ、好意的に捉えてくれるだろうが、「頑張ってるわねぇ〜」と思う程度がせいぜいではないだろうか。
しかし、それはそれで良い。否定されたり無視されるよりは。
ここで問題となってくるのは、一番の消費対象となるティーン層【10〜19歳】やF1(Female-1)層【20〜34歳・女性】、M1(male-1)層【20〜34歳・男性】へのアピールが少ないということだ。
商店街を活性化させるという目的だけならば、『仏壇の佐藤』の佐藤幸美さんのインタビューにもあったように
「頑張ろう!という気持ちになる」
という効果が出てきていることを考えれば、良い方向に向かっているのは間違いない。
そういった意味では、少しずつではあるかもしれないが、S.H.I.Pが商店主さんたちに“やる気”という影響を与えている証であり、それだけでもS.H.I.Pの存在意義というのがあると思われる。
だからこそ『蜂屋』の斎藤和男さんの
「成長しているのがすごく分かるので、暖かく見守っていきたい」
というコメントが出てきたのではないか。 |
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