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 このシャポヴァロフが曲者です。これまで巻き起こしてきた騒動の全てが、この30代後半のオッサンが仕組んだことなのでしょうから。
 確かに、新聞記事やテレビ・雑誌等々を見るとユーリャとレーナもなかなかの問題児の様ですが、今回の「ミュージック・ステーション バックレ事件」も、最初からシャポヴァロフが仕組んでいたのではないかと思われるふしがあります。
 所属レコード会社の『ユニバーサルミュージック』を通して、番組内容の詳細は1ヶ月も前から説明を受けていたということですし、当日のリハーサルも行っているので、ドタキャンした理由として述べている内容には腑に落ちないところだらけです。
 後日、「ミュージック・ステーション」や「Zepp Tokyo」でのイベントをキャンセルしたことについて記者会見を開いたときに、その理由を以下のように述べています。

  1. シャポヴァロフは熱の為、事前の打ち合わせやリハーサルに立ち会う事ができず、番組の詳細を承知していなかったため、日本のアーティストと一緒になって登場するスタイルに驚き、「t.A.T.u.が出るようなショウではない(t.A.T.u.のイメージが崩れる)」と2人に出演を中止させた。
  2. 「ミュージックステーション」についてユーリャは「周囲が日本のスターばかりで邪魔者に感じた。私たちのために作られた番組だったら、喜んで歌ったのに」と語り、レーナは「あの場面では、私たち自身でなくなった」と述べています。

 この会見だけを見るとユーリャとレーナもシャポヴァロフと同意見だったように受け取れますが、番組収録当日にレーナは「(本当は)歌いたかった」と言っていたらしいので、記者会見での発言はシャポヴァロフに言わされた感があります。
 更に、シャポヴァロフという人物は、実は元広告のプロであり、心理学にも通じているとのこと。問題を起こすことで注目を集め、それを宣伝として利用するという大衆心理を突いたプロデュースぶりは見事と言わざるを得ません。お金もかかりませんしね。
 今回を含めて、今まで巻き起こしてきたさまざまな騒動も、決して偶発的なものではないと容易に想像でき、その効果は心理学に精通する人には当然の結果だったと言えるでしょう。
 有能なプロデューサーになるには、心理学の知識にも長けていないとダメなのかも知れませんね。

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