TOP MIX UP ! Activity Column BBS

 『CDはどこに行くの?』vol.2


CDはどこに行くの? vol.1


 先日、SHIPのオフィシャルサイト(http://www.kety.jp/ship/)の掲示板に「CDは何枚売れたんですか!?」という投稿があった。その質問に対する制作側の回答として、

「少年mind」4000枚「笑顔」3000枚販売されました。』

とコメントしている(2003年10月28日現在)。自主制作の『All My Love』は、元々3000枚の生産と決まっていたし、先日完売したそうなのでいいのだが、『少年mind』などは3万枚生産したということだったので、事務局ではかなりの在庫を抱えているということだ。それでも4000枚も売れたというのは大したものである。

 以前、私的に『少年mind』売上予測というのをしたことがある。期待を込める意味もあって、そのときは累計で5,000枚と予測してみたのだが、なかなか期待通りとはいかなかったようだ。とは言うものの、何がきっかけでブレイクするか分からないので、まだまだ売れる可能性もあり、最終的にどうなるかは何とも言えないところだ。

 しかし、現段階で何枚売れたかというのは、制作責任者も言っているように、それほど大した問題ではない。売れた枚数をどうこう言うよりも、イベントなどに来てくれて、実際に曲を聴いてくれた人たちがどう思ったかという方が重要である。

 とは言うものの、世間一般的に見れば、やはり売上枚数というのはグループに人気があるかどうかのバロメーターになるし、何よりハッキリと数字が出るのは分かりやすい。分かりやすい結果が出ればマスコミにも取り上げられやすいし、自らの広告としても打ち出しやすい。そういった意味でヒット曲というのが必要となるだろうし、老若男女問わず「SHIPと言えばこれと誰もが認める、代表曲とも言えるオリジナルソングが必要ではないだろうか。もちろん『ALL MY LOVE』『少年mind』などはSHIPの代表曲と言ってもいいのかもしれないが、まだまだインパクトは薄いように思われる。

 そういったSHIPの楽曲や活動云々についてはこれまで何度も話してきたし、これからも折に触れて話すつもりではあるが、今回はSHIPのCD売上についてだけでなく、セルCD市場全体について話すことにしよう。

  NEXT
 
Copyright:(C) 2003-2005 SSAP All Rights Reserved.