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『サンストアイドルまつりvol.2』
〜 亀戸ぶらり旅 〜 編

『サンストアイドルまつりvol.2』 〜 四者四様 〜 編

コンビ芸人
 開始予定時間より10分ほど押し、司会の芸人コンビ2人がステージに登場し、ようやくイベントがスタート。

 トップバッターは『中澤京子』。ところが本人が登場する前に、スタッフが赤い折りたたみイスと、黒い犬のぬいぐるみをステージに。「なんだこれは?」と思っていたところに本人登場。キリッとした顔つきが気の強さを感じさせるが、なかなか可愛らしい女の子だ。どうやら今月で23歳になるらしい。他の面子に比べるとチョット年上か。そんなことが関係しているのかいないのか、初っ端の曲は、なんと田原俊彦の『哀愁でいと』のカバー。何とも懐かしい曲をチョイスしたものである。しかもほぼ元キーの様子。ただ、このキー選択が仇になったのか、いまひとつ声の出がよくない。低い音を出すのに苦労している感じが否めない。他人の曲を歌うことの難しさのひとつだ。

 1曲目が終了して自己紹介。はつらつとして元気な声が好印象。舞台なれしているというか、しゃべりなれしているというか、しっかりと声が出ていて、しかもミニコントまで仕込んでいた。どうやら黒い犬のぬいぐるみが相方で、名前は『わん吉』。犬の癖に、いや、ぬいぐるみのくせに、なぜか関西弁を話す。わん吉がボケて中澤京子嬢がツッコむ。笑いこそなかったが、ネタもしっかり固まっており、なかなかよかったと思う。

 2曲目、3曲目は…曲名はよくわからず。が、アップテンポの曲をのびのびと歌い上げ、個人的には『哀愁でいと』より好きである。
 4曲目。再度カバー曲。それも何と、中森明菜さまの『飾りじゃないのよ涙は』であった。これまた難しい曲を選んだものだ。音域が広い曲だけに、明菜さまくらいの声域があれば別だが、これを歌いこなせる人はあまりいないだろう。思った通り、やはりこの曲でも低音を出すのに苦労している感があった。
中澤京子とわん吉
 印象として、この子の場合はしゃべりが立つので、歌よりもわん吉との絡みのほうが面白かった。あちこちで同じように掛け合い漫才をしているのだろう。あのような感じで、テレビのレポーターやラジオの司会・アシスタントなどをやっていったほうが、年齢のことを考えても先が開けるように思える。本人も歌一本でやっていこうとは思っていないだろうが…と勝手に想像。





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