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 2004年1月25日 7:36東京発の新幹線「つばさ103号」に乗り込む。
 5時頃には起きていたのでやはり眠い。こんなに早起きしたのは久しぶりだった。
 東京を出てからしばらくは見慣れた風景が続くので今さら見ることもないだろうと思い、早速、眠りに付く。
 実は、東北・山形新幹線に乗るのは初めての経験だった。これまでは新潟新幹線に乗るのがほとんどで、ごくまれに羽田から飛行機で庄内空港へ、というパターンばかりだった。

 ふと目を覚ますと、何かいつもと違う風景になっていくような気がした。「宇都宮を過ぎたあたりか?」と思いつつも、また睡魔が襲ってきた。景色を見ることよりも眠気が勝ってしまい、また目を閉じてしまった。
 次に目を開けたときには、明らかにいつもとは違う景色が目に飛び込んできた。目の前に広がる山々。「もしやあれは磐梯山だろうか?」そんなことを思いながらボ〜ッと見ているうちに福島駅に着いた。

 福島駅を出ると、次の停車駅は米沢だ。ようやく山形に入る。ここから新幹線用の線路ではなく、普通車輌も通る線路に入る。民家や人がすぐ近くに見え、とても新幹線に乗っているように感じない。
 そうこうしていると徐々に民家も少なくなっていき、いつの間にか山裾を走っていた。吾妻山らしい。
 どこもかしこも雪だらけだった。“白銀の世界”を体感したのはいつ以来だろう。この正月、酒田に帰省したときは、暖冬の影響か、ほとんど雪など降っていなかった。それより前の冬に帰省したのは、確か2年前だっと思う。そのときはいくらか雪が降ったと思うが、あまり記憶にない。

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