去る2004年2月15日(日)、酒田市民会館にて行われた「酒田吹奏楽団 ブラスのひびき2004」を見に酒田へ出かけた。
今回の目的は、単にS.H.I.Pのイベントを見に行くということではない。吹奏楽とのコラボレートが見られるのではないかという期待があり、それを確かめるためである。しかし、練習時間等の問題で、「S.H.I.Pと酒田吹奏楽団(以下、酒吹)のセッションは無いのでは?」とも思ってもいたので、あまり期待しないようにしていた。
酒田には昼頃に着いたのだが、「寒鱈まつり」のときのような天気には恵まれず、かなりの強風が吹いていた。とはいえ、これが本来の庄内の冬だと頭を切り換えることにし、寒い酒田の冬を満喫することにした。
昼食を取った後、祭やイベントのない状態の中町周辺を散策することにした。思ったとおり人影は少なく、荒廃している様が見て取れ、冬の寒さも相まってか、非常にもの悲しく感じてしまった。あれだけ寒い中、わざわざ外を歩き回る人もいないだろうから、当然と言えば当然なのだが、それでもそんな状況を見ると「何とか昔の活気ある街にならないものか」と考えずにはいられなかった。そしてそんな状況を改善するため、「S.H.I.Pがその一役を担えるのか?いや、担ってほしい」と思わずにいられなかった。
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