前回に引き続きまして、ロシアの女性デュオ『t.A.T.u.』についてのお話です。
『t.A.T.u.』はロシア語では“Тату”と書き、キリル文字※1の“у”がローマ字では“u”となるので、英語表記にすると『t.A.T.u.』と書くそうです。
ファンサイトでは“у”をローマ字の“y”と置き直して『t.A.T.y.』と表記しているところもあるようです。
名前の由来は、ロシア語の「Та любит ту.」からきており、英語に訳すと「This girl loves that girl.」(この女の子はあの女の子を愛している)という意味。
「Та любит ту.」の“Та”と“ту.”をくっつけて『Тату』=『t.A.T.u』になったそうです。
2人の名前もロシア語での発音は“ユーリャ”と“レーナ(あるいはレナ)”のように発音するらしいのですが、英語圏ではそれぞれ“ジュリア”“リーナ”と呼ばれることが多いようです。
実は僕はこの2人のことはあまり知らなくて、曲だけはよくラジオなどでも流れていたので聴いたことがあったのですが、どういう人が歌っているのかもよく分からず、またどっちがレーナで、誰がユーリャなのか区別できるようになったのも最近です。
いけませんね、こんなことでは…。オッサン街道まっしぐらって感じですよねf^_^;
※1
キリル文字はギリシャ文字の直接の子孫ともいわれる、東ヨーロッパを代表する文字のひとつ。特にロシアにおいて形が整えられたこともあり、ロシア文字とも呼ばれている。9世紀にキリルによって創られた文字。キリルの弟子が創ったという説もある。
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