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『サンストアイドルまつりvol.2』
〜 亀戸ぶらり旅 〜 編



『サンストアイドルまつりvol.2』
〜 四者四様 〜 編

pinkish
 さて、4組目は『pinkish(ピンキッシュ)』。
 これまでの3組は全員20歳を超えていたのだが、ここで一転、ローティーン・アイドルの登場。出てきた3人組は皆、中学生。このpinkish、どうやら4人組らしいのだが、リーダーがオーストラリアかどこかに短期のホームステイに行っていたらしい。当日はすでに日本に戻ってきていたものの、ホームステイの結果報告とやらで学校に行っていたのだそうだ。ちなみにこのリーダーだけは高校生らしい。

 pinkishは、埼玉県の北東部にある“童謡のふる里”と呼ばれる大利根町から、童謡にちなんだ『童謡アイドル』というものを育成することを目標に結成されたグループ。歌はもちろん、全て童謡。ただし、童謡をそのまま歌うのではなく、ポップな曲調にアレンジして歌うところが面白い。
 童謡なら老若男女問わず受け入れやすいし、ポップ調の軽快なノリがとても楽しい。また、可愛らしいダンスや、衣装に和のテイストを取り入れているところなども含め、「“童謡のふる里”大利根を盛り上げるぞ!」「日本の童謡をもっと世に広めるぞ!」というハッキリとした目標を持って活動しているのが伝わり、非常に好感が持てる。そこが、これまで出てきた3組とは少し違うところだ。こういうのをグループの“個性”と呼ぶのだろう。グループのコンセプトが明確であり、個性的で、魅力に溢れている。それを裏付けるかのように、これまで声援を送っていたアイドル・ファンに加え、曲が流れると同時に子どもたちや家族連れが続々と集まりだした。

 このグループは、MCで「紅白出場を目標のひとつとしている」ということを言っていたが、この日、出演していた5組のグループのなかで、紅白に出場できる可能性が一番高いのは、このグループだろう(現時点では…だが)。NHKが取り上げやすいネタ(と言っては失礼だが)ということもあるが…。

 この日、僕が亀戸に出向いたのは、もちろん、久々にSHIPの勇姿を見るためだったのだが、pinkishというグループの存在を知ったことも収穫のひとつだった。次はいつ見かけるかわからないが、暖かく見守っていきたいグループのひとつである。(次回へ続く)
曲を聴き、集まってくる子どもたち
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