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『サンストアイドルまつりvol.2』
〜 亀戸ぶらり旅 〜 編



『サンストアイドルまつりvol.2』
〜 四者四様 〜 編



『サンストアイドルまつりvol.2』
〜 存在意義 〜 編


かおりん in サンストリート亀戸 僕が初めて彼女たちを見たときの話は何度かしたと思う。それは4年前の年末のこと。結成直後の、“SHIP”がまだ“S.H.I.P”だった頃だ。
 当時はレッスン風景を一般公開しており、また、その存在はあまり知られていなかった。そんなときにレッスンを見に行った僕は、彼女たち(正確には“彼女”なのだが)の姿を見て、正直驚いた。何故なら、その姿にオーラを見たからである。これは決して比喩的表現ではない。本当にオーラで白く光り輝いていたのである(ちなみに、僕は決していかがわしい宗教団体に入信しているわけではありませんので、あしからず)。

 以前、同じように、白く輝くオーラを発する人物に会ったことがある。それは、渋谷のセンター街近く、井の頭通り沿いにある『渋谷ビデオスタジオ』でのことだ。確か3階だったと思うが、エレベーターを降りて廊下を奥へ進んでいくとスタジオがいくつか並んでおり、その手前に小道具さんやメイクさんたちの道具置き場のようなところと、応接セットがあった。僕はそこでタレントの到着を待っていたのである。
 そのとき、ドラマ撮影のため、“仲間由紀恵”がエレベーターから降りてきたのである。エレベーターの扉が開いた瞬間、オーラでまばゆく光る彼女の姿に、目がくらむほどだった。ドラマのタイトルは忘れてしまったが、当時、彼女は仕事にプライベートに充実した生活を送っていたのだろう。彼女の意気込み、エネルギーがオーラとなって、身体全体からほとばしっていたのだと思う。後にも先にも、あれほど強烈なオーラを感じたタレントは彼女だけだった。

 それと同質のオーラが、SHIPのメンバーからも発せられていたのである。もしそれを見ていなかったら、ここまで熱心に応援することもなかっただろうし、これほどまで期待をかけることもなかっただろう。もちろん、“酒田発”であることが要因のひとつであることは言うまでもない。そういった経験をしていた分、期待が大きすぎて、ついついキツイ言い方をしてしまう。これが僕の悪いところだ……。だが、言わずには居れないのだ。

 “オーラ”や“生命エネルギー”と呼ばれ、海外では“Life Energy”などと訳されたりする“気”。“気”という概念は、「元気」「やる気」「勇気」などの言葉を日常、何気なく使っていることからもわかるように、昔から日本ではおなじみの概念である。「そんなものはまやかしだ」と息巻いていた某大学の教授などもいたが、決してまやかしや、ただの概念的なものではない。実際に感じることができる、実在するものである。科学的な研究の結果、ごく微弱な電気信号であるという説もある。
数年前のかおりん  この気、誰でも簡単に感じることができる。両手のひらを数センチの間隔をあけて向かい合わせ、そのままヘソの辺りへ持って行く。ゆっくり腹式呼吸をしながら徐々に手のひら同士を近づけていくと、わずかに磁石が反発するような抵抗を感じる。それが気の感覚だ。
 最初は手のひらの間隔は数ミリ程度まで近づけないと感じないだろうが、訓練するとドンドン間隔が広がっていく。自分にやる気が湧いているときなど、気分が充実しているときに試してみると感じやすいだろう。

 そんな“気”の講釈はさておき、残念ながら今のSHIPメンバーに、このようなエネルギーはあまり感じられない。何かしらためらいが、あったり、迷いがあったりするのではないだろうか。多感な年頃だけに、彼女たちなりの悩みは当然あるだろうが、果たしてそんな一般的な悩みだけなのだろうか。
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