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『サンストアイドルまつりvol.2』
〜 亀戸ぶらり旅 〜 編



『サンストアイドルまつりvol.2』
〜 四者四様 〜 編



『サンストアイドルまつりvol.2』
〜 存在意義 〜 編

あいぴょん in サンストリート亀戸
 結成から4年近くが経ち、その間、メンバーの脱退、運営体制の改変など、いろいろと紆余曲折があり、さまざまな苦労があったことだろう。苦労をして得たものもたくさんあるだろうが、きっと失ってしまったものも多いのではないだろうか。それが何なのかは、きっと本人たちにしかわからない。もしかしたら、本人たちにもわからないかもしれない。何かを得れば何かを失う。どこかのマンガやアニメのような話になるが、まさに“等価交換”。“代償なくして得るものなし”である(これも何度となく話していること)。

 たとえば、グラビア・アイドルなどの場合、最初のうちは業界にも染まらず、夢に向かって素直に、元気よく、にこやかに活動をしているものだ。それが、徐々に売れ始め、クライアント、監督、カメラマン、マネージャーなどなど、さまざまな人たちとの付き合いが深まってくると、段々と周りが見え始め、良くも悪くも現実を受け入れるようになってくる。そうなると、人によっては、業界ズレしてしまい、態度が横柄になったり、ワガママになったりしてしまい、スタッフ間の評判も悪くなっていく。それをきっかけとして仕事も減っていき、結局、「そういえば、あの娘、見なくなったねぇ〜」などと言われるようになることもしばしば…。売れることでテングになり、周りへの気遣いや、自身の努力という代償を払わなくなった結果だ。そんなタレント、アイドルを何人も見ているし、知っている。当人だけの責任ではなく、周りのスタッフの影響も大きく関わってくるのはもちろんのことだが。

 SHIPのメンバーがそうなるとは限らないし、なってほしくはない。しかし、その可能性はゼロではない。
 今の人気、これは間違いなく、彼女たちが努力した結果である。もし、今の状態が彼女たちのベストなら、これからも現状維持を前提の努力をすればいいだろう。しかし、それは長くは続かない。もしかしたら、あと1年も続かないかもしれない。その理由は、言うまでもなく、今の4人体制が崩れたら、もはやSHIPとしての活動は困難だと思うからだ。下手をすれば、りりとかおりんが高校を卒業した時点で、現状のSHIPは終焉を迎えてしまうかもしれない。
 そんなとき、彼女たちは何をすればいいのだろう。

 僕が本当に望むのは、やはり本格的な東京進出である。彼女たち一人ひとりが次のステップに進むためには必要なことだと考える。もちろん、口で言うほど簡単ではない。しかし、東京の学校に通いながら事務所に所属し活動するということは、ごく普通に、多くのタレントがやっていることだ。そういった状況で成功している人も多い。それ以上に、日の目を見ない人が多いのも確かなのだが、そういうリスクを背負ってこそ、成功につながる。全てのリスクが成功者を生むわけではないが、成功者は必ず何かしらのリスクを負い、努力、苦労をしているものだ。

 オフィシャル・サイト、あるいはファンの人たちのサイトを見てみると、どうやら、昔からファンだった人、最近ファンになった人、以前はファンだったがやめた人がおり、それぞれに“メジャー推進派”、“マイナー停滞派”がいるようだ。スタッフ陣はどちらかといえばマイナー志向が強いように感じられるので、今のところメジャー推進派は分が悪い様子。そういう僕も、もはや言うまでもなくメジャー推進派だ。この2つの派閥の間では、「酒田にいるからこそ良さがわかるのだ」、「いやいや、離れても素晴らしさを伝えることができる」といったやり取りがされているらしい。数年前のあいぴょん

 ただ、どちらの派閥の話も、やはり商店街が活性化してこそである。では、そのためには何が必要なのか。それは取りも直さずSHIPの存在、商店街の存在を大勢に知らしめることである。そのために彼女たちは、イベントごとに商店街や酒田の話をしているはずなのだ。つまり、世に知れ渡らなければ意味がない。公式サイトのプロフィールを見ても、当の本人たちが、より大勢に知ってもらうことを目標にしている。まず知られることが「はじめの一歩」なのである。
 そして何よりも、メンバー当人たちの希望はどうなのか。当然、今は商店街を拠点とし、そこから発信するという活動スタイルでいくことに納得しているからこそ今があるはずである。しかし、ずっとこのままでいるわけにはいかない。彼女たち将来、個人個人の夢や希望はどうなのか?
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