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本当は『CDはどこに行くの？』の続きを書かなければいけないのですが、年末に（もう年末ですが…）「社団法人日本映像ソフト協会」というところから「DVD市場予測調査」というのが発表される予定で、その予測が『CDはどこに行くの？』の内容に関係してきそうなので、それを確認してから続きを書こうかと思っているので、なかなか更新できずにいるのです。年末の忙しさでなかなか原稿が書けないことの言い訳でしかないんですけど…。
そういったことで今回は、先日行われた『t.A.T.u.』の東京ドームコンサートについて書こうと思います。なんせ過去に『t.A.T.u.』ネタを書いたものですから、その完結編として今回の顛末も書かねばなるまいと思ったからなんです。
去る2003年12月1日（月）・2日（火）に、あのお騒がせデュオ『t.A.T.u』の東京ドームコンサートが開催されました。当初は11月初旬の予定とも言われていたのですが、アーティスト側の希望で12月にズレ込んだという話です。
今回はバックれることもなく一応は開催されたのですが、チケットの売れ行きは発売当初から不調で、主催者であるニッポン放送の亀淵昭信社長が「チケットの売れ行きが不調」と認めたほどでした。普通なら例え売れ行きが悪くとも、それを隠して余っている席の分を「売れ行き好調のため、急遽追加席を発売します！」といったことを言ってごまかし、「追加席が出るくらいなら面白いコンサートになるんだろう」と思わせることでチケットをさばこうとするものですが、今回はそれができないくらい、あからさまに売れなかったということでしょう。
また先日、このサイトのBBSにもチケットを売り込む書き込みがありました。そういった人も含めて、当初は値上がりするだろうと思ってチケットを確保していた人が、フタを開けてみたらあまりの売れ行きの悪さに困惑してしまい、つぎ込んだ金額をなんとか少しでも回収しようとするあまり、値段を下げての投げ売り状態になってしまったようなのです。
ネット上で宣伝するだけでなく、オークションを使ってチケットをさばこうとする人も続出したのですが、正規の値段であるS席：7500円、A席：6500円のチケットがドンドンと値を下げて売ることになり、中には2枚250円で売る人も現れたようです。実際にオークション状況を見てたりしたのですが、全く買い手が付かずにオークション期間が終了しているものもありました。
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