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 『t.A.T.u.』

 『t.A.T.u.』part.2

 

 

 

 そんな状況を憂慮してのことなのか、10月25日に一度来日し、翌26日には東京・文京区の文京学院大学の学園祭に飛び入り参加して、日本では初のライブを行っていました。
 そこでは学生同士でキスをさせたりするなど相変わらずの自由奔放さを発揮すると共に、学園祭などの小規模のイベントにも行ってフレンドリーなところを演出するといった下心丸見えの行動を取っていたようです。もちろんプロデューサーのシャボヴァロフの魂胆なのでしょうが、あまりにバレバレで、「こんなことでチケットの売れ行きが上がるほど日本人はバカではないだろう」と思っていたら、ホントにそれ以降も売れ行きは悪かったようでした。

 その後もあちこちのテレビに出演するなどの宣伝活動をしたり、コンサート開催当日のカメラ持ち込みを許可するなど、何とか集客を伸ばそうといろいろと苦慮したようですが、結局は当初目論んでいたほどの集客はなく、会場はガラガラ。2階席の客をアリーナ席へ移動させるなどの対策を取ったらしいのですが、閑散とした客席の状況にヘソを曲げたユーリャとレーナは、当初、公演時間を1時間半〜2時間くらい取っていたところを、その半分で終わらせてしまったのでした。
 一応、予定通りの18時半に開演したのですが、ユーリャとレーナが出てくるまで約50分もかかり、その間はオープニングアクトとして予定していたイメージ映像の上映やDJの演奏を本来の倍の時間を費やして行うことでごまかしたということです。ひたすらDJが「キュッキュ、キュッキュ」やって場をつなぎ、いい加減客が飽きてきた頃を見計らって、やっと2人が登場したのです。と思ったら、わずか50分ほどで終了してしまったのでした。
 前回の『t.A.T.u.』part.2のコラムで予想していたように、本当に半分程度の時間で終わってしまったのです。よくこれで「金返せ〜っ!」なんてことにならなかったものです。それどころか「ドタキャンされなくて良かった」などと言う始末。好きになってしまうと何をされてもいいと思ってしまう気持ちは分かるのですが、“金余りの国 ニッポン”とバカにされてしまうのも、こんな様子を見ると仕方のないところなんでしょうか…。

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