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結局のところ集客はどうだったかといえば、会場はアリーナ席とバックスタンドしか埋まらず、発表された入場者数は2万5029人ということでしたが、スポーツ新聞などを見ると「それよりも少ないのではないか」というコメントも書いてありますし、載っていた写真を見ても、あまりにもお寒い状況でした。
5万人収容できる東京ドームの約半分程度しか入らないのでは、ユーリャとレーナの2人がやる気をなくすのも当然というものです。それまでの愚行の結果なので自業自得なのですが、あの様子を見ると何となく可哀相な気がしなくもないですね…。
今回、2日間の東京ドームコンサートにかかった費用は、『サンスポ』の記事を読むと5億円以上ということですが、その他の経費を考慮すると6億円くらいは費やしていると思われます（チョット多過ぎるかな？）。その採算を取るには「最低8万人の集客がなければダメだ」と言われていたのですが、結果として2日間で約5万人ということは、全くお話にならない大赤字ということです。
単純に計算してみると、7500円のS席と6500円のA席の、どちらがどれだけの割合で売れたのか分からないので、一律7000円として考えると、
一日あたり
7000円×25029人=175203000円
これが2日間なので
175203000円×2＝350406000円
つまり、チケット売上は約3億5千万程度ということです。実際はチケットを持っていても会場に行かなかった人もいると思うので、もう少し増えるかも知れないのですが、どちらにしても1億円以上の赤字になってしまっているのです。
主催者側はこれを払わなければいけないので、大変な負担となってしまうことでしょう。ペイできなかった場合にt.A.T.u側がどうするのか、という契約があると思うので（これまでのことから、その辺は予想していたでしょうから）、全額を主催者が支払うことはないと思うのですが、それにしても…ですよね。
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